もの忘れには、正常加齢によるものと病的認知症の初期段階とがあり、早期診断が重要となります。ちょっとしたもの忘れか認知症によるものかどうかを診断していきます。
そのうえで、ご本人やご家族が今後の治療や療養先の見通しを立てるお手伝いができます。
こんな症状や変化はありませんか
- 同じことを何度も言ったり聞いたりする
- 物の名前が思い出せない
- 約束や日時、場所の感覚がわからなくなった
- 大事な物(お財布や通帳)をなくしたり、置いた場所がわからなくなることが多くなった
- 鍵やガス栓の締め忘れが目立つようになった
- ・今まで好きだった物事に興味や関心がなくなった
- ・些細なことで急に怒り出したり、不安になったりすることが多くなった
- ・疑い深くなった
- ・同じ献立のものばかり作るようになった
- ・簡単な計算の間違いをする
- ・同じものをたくさん買う、冷蔵庫に同じものがたくさんある
- ・お財布は小銭だらけ
診察の流れ
1.問診
2.検査
3.診察
4.治療方針の選定
- 問診や心理検査では、 今までの病気やもの忘れの状況などを、ご本人やご家族に記入していただきます。
- 必要に応じて画像検査(頭部CT、MRI)、血液検査、尿検査を行います。
※1時間~1時間30分を要します。
診療時間について
メンタルヘルス科 [ 午前9:00~12:00 ] | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | / | / |
※土・日・祝日は休診となります。
※初診の方は、問診票をあらかじめご記入いただきます。また、かかりつけ医がいらっしゃる場合は、できるだけ診療情報提供書(紹介状)の作成を依頼し、初診時に受付にお渡しください。
※もの忘れなどの場合、ご本人だけでなくご家族からの情報も重要ですので、状況のわかる方の付き添いをお願いしていることもあります。
※お時間には余裕をもってお越しください
ご相談
受診や入院相談の場合、認知症疾患医療センターにご連絡ください。
お電話だけでなく、面談も行っております。
面談は予約制となっております。まずはお気軽にご相談ください。